心斎橋のホワイトニング専門クリニック|これから増える!?歯の知覚過敏を徹底解説!|Whitening clinic Blanc Perle

〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4丁目10−13 Huque Building 4階
TEL.06-6252-4618
ヘッダー画像

BLOG

心斎橋のホワイトニング専門クリニック|これから増える!?歯の知覚過敏を徹底解説!|Whitening clinic Blanc Perle

歯の知覚過敏(象牙質知覚過敏症)

歯の知覚過敏とは、冷たいものや熱いもの、酸っぱいもの、甘いものなどを食べた時、あるいは歯を磨く際に、歯がしみるような痛みを感じる症状のことです。歯周病や強いブラッシングなどの原因で歯ぐき(歯肉)が下がると、その分、歯の根元の部分(象牙質)が露出してしまいます。この部分は通常の歯と異なり、歯を守るエナメル質に覆われていません。それどころか、表面には神経に通じる無数の穴(象牙細管)が空いているのです。象牙細管という細い管が開いており、この奥にある神経へ刺激が伝わり、しみる、痛いなどの症状が現れます。これが、知覚過敏を引き起こします。

 

※イメージ図知覚過敏の原因

1. 知覚過敏の原因

歯の知覚過敏の原因は様々ですが、大きく分けて以下の3つに分類できます。

1.1 エナメル質や象牙質の摩耗

  • 歯ぎしりや食いしばり: 無意識に行う歯ぎしりや食いしばりは、歯の表面を削り、エナメル質を薄くする原因となります。

  • 硬いものを噛む: 硬いナッツや氷などを噛む行為も、歯の表面を削り、エナメル質を摩耗させてしまいます。

  • ブラッシングの仕方が悪い: 横方向に強く磨く、歯ブラシの毛先が硬いなど、ブラッシングの仕方が悪いと、エナメル質が削れてしまうことがあります。

  • 酸蝕: 柑橘系飲料やスポーツドリンクなど、酸性の強いものを頻繁に摂取すると、エナメル質が溶解し、象牙質が露出する可能性があります。

  • 歯周病: 歯周病は、歯を支える歯周組織を破壊し、歯根が露出することで知覚過敏を引き起こすことがあります。

1.2 象牙質の露出

  • 歯周病: 歯周病が進行すると、歯茎が下がり、歯根が露出します。歯根はエナメル質に覆われていないため、象牙質が露出して知覚過敏が起こりやすくなります。

  • 歯の詰め物や被せ物の隙間: 歯の詰め物や被せ物が劣化したり、隙間が空いたりすると、そこから象牙質が露出して知覚過敏が起こることがあります。

  • 歯ぎしりや食いしばり: 歯ぎしりや食いしばりは、歯の表面を削り、象牙質を露出させることもあります。

1.3 その他

  • 加齢: 年齢を重ねるにつれて、エナメル質が薄くなるため、知覚過敏が起こりやすくなります。

  • 遺伝: 知覚過敏は遺伝的な要素も大きいと考えられています。

  • 口腔乾燥症: 口腔乾燥症は、唾液の分泌量が減ることで、歯の表面を保護する唾液の働きが低下し、知覚過敏が起こりやすくなります。

2. 知覚過敏の症状

知覚過敏の症状は、冷たいもの、熱いもの、酸っぱいもの、甘いものなどを食べた時、あるいは歯を磨く際に、歯がしみるような痛みとして現れます。この痛みは、短時間続く場合もあれば、長引く場合もあります。また、痛みを感じる場所も、1つの歯だけの場合もあれば、複数の歯に感じる場合もあります。

3. 知覚過敏の診断

知覚過敏の診断は、歯科医師による問診と診察によって行われます。歯科医師は、患者の症状や生活習慣などを詳しく聞き取り、歯の状態を視診します。必要に応じて、レントゲン撮影や歯周病検査なども行うことがあります。

4. 知覚過敏の治療

知覚過敏の治療は、原因や症状によって異なります。主な治療法には以下のものがあります。

4.1 原因の特定と改善

  • ブラッシングの指導: 歯ブラシの選び方、磨き方などを指導し、歯の表面を傷つけないよう適切なブラッシング方法を身につけます。

  • 歯ぎしりや食いしばりの対策: マウスピースなどを使用して、歯ぎしりや食いしばりを軽減します。

  • 酸蝕の予防: 酸性の強いものを頻繁に摂取する習慣を改め、食後には水で口をすすぐなど、酸蝕を防ぐ対策を行います。

  • 歯周病の治療: 歯周病が原因の場合には、歯周病治療を行い、歯周組織を再生させることもあります。

4.2 象牙質の露出を保護

  • 歯磨き粉の変更: 知覚過敏用の歯磨き粉には、象牙質の露出部分を保護する成分が含まれており、知覚過敏の症状を軽減する効果があります。

  • 薬剤・コーティング剤による保護:

    露出した象牙質に薬剤を塗ったり、直接コーティング剤で覆ったりすることで、物理的に刺激が伝わらないようにして症状を抑えます。いずれの場合も時間の経過とともに効力が薄れてくるため、定期的に処置を行う必要があります。

  • フッ素塗布: フッ素は、歯のエナメル質を強化し、象牙質を保護する効果があります。歯科医院で定期的にフッ素塗布を行うことで、知覚過敏の予防や改善が期待できます。

  • CR修復: 歯の表面に歯科用プラスチック(コンポジットレジン)と呼ばれる樹脂を塗布することで、象牙質の露出部分を保護することができます。

 

4.3 その他

  • 歯の神経の切断: 知覚過敏の症状が改善しない場合、最終手段として神経を取る場合もあります。

5. 知覚過敏の予防

知覚過敏は、適切な予防を行うことで、発症を防いだり、症状を悪化させたりするのを防ぐことができます。主な予防方法には以下のものがあります。

  • 適切なブラッシング: 歯ブラシの選び方、磨き方などを注意し、歯の表面を傷つけないよう、優しく丁寧に磨くようにしましょう。

  • 歯ぎしりや食いしばりの予防: 寝る前にリラックスしたり、ストレスを解消したりするなど、歯ぎしりや食いしばりを誘発する原因を取り除くようにしましょう。

  • 酸蝕の予防: 柑橘系飲料やスポーツドリンクなどを頻繁に摂取する習慣を改め、食後には水で口をすすぐなど、酸蝕を防ぐ対策を行いましょう。

  • 定期的な歯科検診: 定期的に歯科医院を受診し、歯の健康状態をチェックしてもらうようにしましょう。

6. 知覚過敏に対する誤解

知覚過敏に対して、誤解されていることが多い点があります。

  • 知覚過敏は治らない: 知覚過敏は、適切な治療を行うことで、症状を改善することができます。

  • 知覚過敏は我慢するしかない: 知覚過敏は、放置すると症状が悪化する可能性があります。早めに歯科医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。

まとめ

寒さもこれから厳しくなってくる冬にお口のお悩みで多いのが、実は知覚過敏です。

外気温が低くなると、水道水も冷たくなるため、うがいや歯磨きの際に気になる方が多くなるようです。

知覚過敏は、日常生活に支障をきたすことがあります。しかし、適切な予防と治療を行うことで、快適な生活を送ることができます。

  • 冷たいものや熱いものを食べる際は、温度に注意しましょう。

  • 酸っぱいものや甘いものを食べる際は、ゆっくりと時間をかけて味わいましょう。

  • 歯を磨く際は、優しく丁寧に磨き、歯の表面を傷つけないようにしましょう。

  • 歯ぎしりや食いしばりの癖がある人は、マウスピースなどを利用しましょう。

知覚過敏は、放置すると症状が悪化する可能性があります。少しでも気になることがあれば、早めに歯科医師に相談するようにしましょう。

〒542-0081 大阪市中央区南船場4-10-13 HUQUEビル4階 

whitening clinic BlancPerle

TEL 06-6252-4618

ページトップトップへ