心斎橋のホワイトニング専門クリニック|歯に信頼マーク|Whitening clinic Blanc Perle

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心斎橋のホワイトニング専門クリニック|歯に信頼マーク|Whitening clinic Blanc Perle

みなさんはガムやおかしなどにこのマーク(図1参照)がついているのを見たことがありませんか?これは“歯に信頼マーク”といって、日本トゥースフレンドリー協会が「虫歯になりにくい食品」として認定したものについています。

日本トゥースフレンドリー協会が、科学的なテストを行い、そこで合格すると、こちらのマークの使用が許可されます。
日本トゥースフレンドリー協会では、「食べてから30分以内に歯垢中のpHを5.7以下にさせないもの」を「虫歯になりにくい食品」と認めています。

お菓子を選ぶ時にこの“歯に信頼マーク”を少し気にかけてみて下さい。

リカルデントガム

虫歯のことを気にせずに、いつでも安心して楽しめるお菓子に歯に信頼マークがついています。まだまだ数は少ないですが有名なお菓子にリカルデントガムがあります。
リカルデントガムは、このキシリトール+歯の石灰化を促進する成分CPP-ACPが配合されています。CPP-ACPとは、牛乳由来成分であるカルシウム・リンが歯になじみやすい濃度で含まれています。
リカルデントの3つの効果として
(1)歯のカルシウムを守る脱灰抑制

口内にいる細菌が生み出す酸によって歯のエナメル質の内側からミネラルが溶け出してしまうことを脱灰と言います(その状態を“むし歯の始まり”と言います)。CPP-ACPには、脱灰抑制の効果があり、酸によってミネラルが溶け出すのを抑えてくれます。

ミネラルとは、リン酸カルシウムのこと。

(2)歯にカルシウムを補う再石灰化

脱灰(むし歯の始まり)によって歯のエナメル質の内側から溶け出したミネラルを再び歯に戻す働きを「再石灰化」と言います。CPP-ACPはその再石灰化を強くしてくれます。

脱灰により溶け出したミネラルをとりもどす反応=再石灰化。

 

(3)耐酸性効果(酸に溶けにくい歯を作る)
CPP-ACPでミネラルを補給された歯のエナメル質は、むし歯の原因となる酸への耐性を増強します。
*ミネラルとは、リン酸カルシウムのこと。
つまり、まだ穴の開いていない溶け始めの歯を元の硬い歯に治してしまうのです。
食後に歯磨きできない時、ガムが好きだが虫歯が気になる方。
永久歯が生え始めて間もないお子さんや、すでに歯の表面が溶け始めている(脱灰)方にオススメのガムです。
※ガムは、1日4回20分ずつ噛むと効果的です。
※リカルデントガムは、原料として牛乳タンパクを使用していますので、牛乳アレルギーの方が、使用できませんのでご注意してください。

虫歯はどうしてなるの?

 

虫歯になるの大きな原因の一つが、砂糖が含まれる甘い物を食べることはよく知られています砂糖などを食べると歯の表面についている「歯垢」の中に生息している細菌が、砂糖などを分解して酸をつくり、歯垢のpHを下げます。歯の表面を覆うエナメル質はリン酸カルシウムでできていて、pHが5.5以下になると溶け出します。これが虫歯の原因になるのです。

 食事と食事の間におやつを食べたり、夜食を食べたりするとむし歯になりやすくなりますが、実は朝昼晩の三度の食事の際も歯垢のpHは5.5以下になります。

お米やパンの中に含まれる澱粉からも酸はつくらます。

 

ステファンカーブ

 

まとめ

 

口腔内のpHは、歯の健康に大きな影響を与えます。特に、臨界pHを下回ると、エナメル質が溶解し、虫歯が発生しやすくなります。

食事や飲酒の習慣を見直し、適切な口腔ケアを行うことで、臨界pHを維持し、虫歯から歯を守ることができます。定期的な歯科検診も、虫歯の予防に不可欠です。

この記事を読んでいただき、皆様の健康な体と笑顔を守るための一助になれば幸いです。

次回は、虫歯と唾液の関係についてさらに詳しく解説していきます。

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